FRB高官のハト派発言で株価反発

 


北川博文の相場独り言

夜間取引は、前週末の米早期利上げ観測の台頭から世界同時株安となり安全資産とされる円を買う動きが活発化、この日も一時10156銭まで上昇し日経225先物相場は、16,400円まで売り込まれる展開となった。しかし、その後FRB高官による相次ぐ利上げに対するハト派的発言から米早期利上げ観測が後退し、米株価が大幅上昇し、円を売ってドルを買い戻す動きが見られた。日経225先物は、ドル円相場を眺めて中盤から終盤にかけて徐々に値を上げ、前日比プラス圏で取引を終えた。

相場は、長いレンジで保合うと一旦下振れしてから上昇に向かうことは良くある。今回もそのような動きになるだろう。6月の終盤の下振れはレンジ幅が大きい分だけその幅も大きくなったが、今回は狭いレンジからの下振れなのでこの程度になっている。21日まで少し時間があることからすぐに大きく反発することはないだろうが下値は限定的と見る。

 

NYダウ日足チャート

 


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