世界同時株安の様相

 


北川博文の相場独り言

日経平均株価は、前週末のNY市場の急落を受けてリスク回避姿勢から売られ、終値で16672円と▲292円安と大幅下げで引けた。中国上海総合指数は1.85%下落、その他アジア市場も安く、この時間帯の欧州市場は安寄りしてドイツDAXが2%以上の下げとなり投資家心理が悪化し、世界同時株安の様相を呈している。

今回の米国株価の下落は、9月利上げ観測が強まったことから売られたもので、その答えは21日にはっきりする。FRBが利上げをすれば織り込み済みとなって買われ、利上げを見送れば買い戻しから上昇する。どちらに転んでも上昇となることから下値は限定的と見る。

下は米国債利回り10物日足チャートだが、終わりが1.663%となりストキャス90%で上げ過ぎ水準まで来ている。ここから大きく上昇することはFRBも望まないだろうから、株価がクラッシュするようなことはないだろう。

 

米国債10年物利回り日足チャート

 


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