日米金利差拡大でドル高円安

 


北川博文の相場独り言

夜間取引の市況は、発表された米経済指標の米住宅着工件数、新規失業保険申請件数、消費者物価指数がいずれも良好で、トランプ政権へのインフレ期待に弾みがつくとの観測から国債が売られて利回りが高水準に達した。日米の金利差拡大からドル円相場は110円大台を超え、加えてイエレンFRB議長が議会証言で利上げに前向きな発言をしたことで金融株が買われ、米株価も上昇した。日経225先物は、米株高、円安を受けて値を上げて18000円台を超えてきた。

本日の日本市場は、オセアニア時間に入ってさらにドル高円安の流れが続き、11030銭まで上昇していることから強含みで推移しそうだ。

11月第2週の海外投資家のポジションは再度買い越しに転じ、東証空売り比率もトランプショックの暴落の日が42.9%とピークで、その後、買い戻しが進み36.8%まで改善されたが、昨日再び売り込まれている。本日18000円台をブレイクしたことで空売り筋は、ストレスがかかってくる。踏み上げが始まると一気に上昇する。

 


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