米雇用統計発表
北川博文のNY市況
4日NY市場は、この日労働省が発表した8月の米雇用統計で非農業部門就業者数の増加幅が市場予想を下回った。一方失業率は5.1%と7年ぶりの低水準と改善し、平均時給も小幅上昇となった。統計内容がまちまちとなったことから、債券市場の国債相場はほぼ横ばいとなった。
為替相場は、雇用統計がまちまちの内容となったことから、ドルは軟調に推移した。ドルは対円で1%安の118.90円、対ユーロは0.25%安の1.1150ドルだった。
株式市場は、雇用統計発表が利上げ時期について決定打とはならず、先行きに対する不透明感が増して株価は大幅な下落となった。ダウ工業株30種平均は、272.38ドル安の16,102.39ドルで引けた。
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