米株価最高値更新

 


北川博文の相場独り言

夜間取引の市況は、米トランプ次期政権の積極財政観測から金利高、ドル高に一服感が出始めたが、米株価は次期政権で経済成長が加速するとの期待から再び買いが優勢となり、S&P500種株価指数、ダウ工業株30種平均、ラッセル2000指数、ナスダック総合指数の主要4株価指数が1999年以来で初めて同じ日に過去最高値を更新した。この流れを受けて夜間の日経225先物も強含みで推移し、18140円まで上昇した。

本日の東京市場は、午前559分ごろ福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、ドル円相場は発生直後から円高に振れて日経平均CFD取引も瞬間的に18000円台を割り込みました。ニュース報道では、株価に大きな影響を与えるとは考えにくいが、ただ下の月足チャートがトップラインに届いていることから押目を付ける値位置ではある。トップラインを上抜くと昨年の高値を抜く動きが始まるだろう。

日経平均・月足チャート

 


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