米FOMC始まる

 


北川博文の独り言

マザーズ指数が大きく崩れはじめました。

前日比終値から当日安値はなんと10.11%の大きな下落です。日足89本移動平均線を割り込み目先のターゲットは,4月6日安値の918.4です。近辺に144本移動平均線が待ち構えています。Wトップを形成しての下げですから強烈なものになるでしょう。

発掘銘柄もロスカット続出です。『3923ラクス』『3909ショーケースTV』『3908コラボス』『2489アドウェイズ』がカットラインを割り込みました。唯一、『3134Hamee』が上昇していますが、ストキャス%D97は買われ過ぎですから、一旦利食いでしょう。

日経平均株価は、1番目の抵抗線5月2日安値15,975.47をあっさり抜いて、次の15,471.80を目指します。最終的に2月12日安値14,865.77を抜けるかどうかの攻防になりますが、抜けるとエリオット波動計算で13,031円の可能性が出てきます。いずれにしても調整波の最終局面の下げと考えられます。

日経225先物は下げ相場で売りからエントリーしてリターンを得ることが可能です。相場環境が悪化すると、何を買ってもダメということが往々にしてあります。現物株のヘッジに先物を活用するのは、大手ファンドの常とう手段です。皆さんも先物をご活用ください。
北川博文のNY市況

14日NY債券市場は、 米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるなか、英国のEU離脱の是非を問う国民投票を23日に控えて、リスク回避姿勢が一段と強まり、安全資産としての国債の需要が増し、指標となる10年債利回りは、一時1.567%まで低下した。

為替市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が始まり様子見ムードのなか、英国のEU離脱を問う国民投票を控えて、安全資産としての円買い優勢の展開が続いた。ただ、FOMC終了後に発表される声明内容への思惑や日銀の金融政策決定会合を控えて高値警戒感も浮上し、取引後半は106円を挟む水準で売り買いが交錯した。

株式市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、英国の欧州連合(EU)離脱を問う国民投票が近づいていることから不透明感が増し、S&P総合500種の主要10業種中4業種が下落し、過去4営業日の下落率は2%に達した。金融株指数は1.5%下がりウェルズ・ファーゴ2.3%安、JPモルガン・チェース1.9%安だった。ダウ工業株30種平均は、 17674.82ドルの▲57.66ドルで引けた。

金相場は、FOMC声明発表や英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票を控えてリスク回避姿勢が強まるなか、引き続き安全資産としての金が買われ堅調に推移した。ただ、為替市場でドル買い・ユーロ売りが一段と進行し、ドル建て金の割高感から上げ幅は抑えられた。

原油相場は、英国のEU離脱か残留かを問う英国民投票を控えて警戒ムードが強まるなか、資金が国債などの安全資産に流れ込んでいるため、リスク資産である株式や原油などは売り圧力にさらされた。また、為替市場でドル高・ユーロ安基調が継続しドル建て原油な割高感も圧迫材料となった。


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