ドル円相場乱高下・高値買いは禁物

 


北川博文の相場独り言

夜間取引の市況は、イタリアの国民投票で憲法改正案が否決されたが、市場への影響は限定的との見方が優勢となり、為替市場でユーロが買い戻されたことからドル円相場も一時11478銭を付け、日経225先物は18570円まで上昇した。その後、トランプ氏の大統領選勝利後の市況が行き過ぎとの見方から、ドルが主要通貨に対して下落すると、ドル円相場も112円台後半まで売られる乱高下となり、株価も上げ幅を削り18420円で終えた。

本日の東京市場は、円安の流れから買い優勢で推移すると思われるが、逆張りオシレーターは市況全体が買われ過ぎを示唆していることから、今後、高値圏での乱高下が予想される。安値は拾っても良いが、高値を飛びつき買いしないよう注意したい。

ドル円相場・1時間足チャート

 


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