日経平均株価レンジを放れる

 


北川博文の相場独り言

本日の日経平均株価は、NY市場の最高値更新にもかかわらず、福島県沖の地震発生でドル円相場が円高に振れたことで売り先行で始まった。その後、津波警報が頻繁に出されたことで方向感のない動きだったが、午後に入って地震の被害は限定的との見方から買われ始め、プラス圏に浮上して前日比56円高で引けた。また、本日の日本国債金利は横ばいだった。

株価は18,000円を寄付きで抜いて陽線引けで終わり、完全にレンジ圏を脱出したことになる。次に19,113円に軽い抵抗線があるが、最大の抵抗線は20,012円になる。

東証空売り比率は、11942.9%から本日35.8%まで低下し、売り方が徐々に手仕舞い始めている。

 


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