NY株価史上最高値更新

 


北川博文の相場独り言

 

皆さまは、お盆休みでしょうか。

海に山に、そして故郷に帰省して楽しい時間を過ごしていることでしょう。

 

私の故郷は九州の長崎ですが、お盆の過ごし方が他県と少し違っているようです。

13日は、各家で迎灯籠(むかえとうろう)を軒先や縁側に下げ、お墓にも灯籠を下げてお酒を酌み交し、花火や爆竹で先祖の御霊を迎えます。そのためお墓の一区画が六畳くらいと広く全体を御影石で仕上げてあります。

 

仏壇には、スイカやメロンなどの果物や盆菓子と呼ばれる飾り菓子をお供えします。

 

毎年815日に行われる精霊流しは有名ですが、初盆(亡くなった方の初めてのお盆)を迎えた遺族が、13日にお迎えした御霊を提灯や花などで飾った「精霊船」に乗せて、爆竹を鳴らしながら再び極楽浄土へ送り出す風習です。

各家では、送り火と精霊流しを合わせたような、ナスやキュウリと供え物を籠に入れて家の外の目立たない所に置きます。ご先祖様のお供え物を皆でお裾分けということで、見つけては黙って持って帰った記憶があります。

花火や爆竹、飾り菓子、精霊船などは中国大陸の風習が色濃く残っている長崎ならではのお盆です。

 

残念ながら相場様と相思相愛の関係になってから、お盆に帰ることもなくなりました。

ただ、時期を少しずらして毎年帰省し、ご先祖様への感謝のお墓参りだけは欠かさないようにしています。

 

NY市況

昨日のNY株式市場は、原油価格の大幅な値上がりでS&Pエネルギー株指数が1.3%上昇し、加えて百貨店の底堅い決算が相場の支えとなり、主要3指数がそろって最高値を更新した。

また為替市場は、原油、株価の上昇によるリスクオンからドル買いが優勢となり、ドル円相場は1ドル/102円台近辺に下落した。これらを背景にCME日経平均株価円建取引は、16,860円まで上昇した。

本日の東京市場は、お盆休みの薄商いのなか買い優勢となることが予想され、上放れのための第1関門17,000円大台を超えるか注目となる。

下のチャートは日米株価の主要指数チャートで、リーマンショック後の株価の動きの違いが出ている。NYダウは、ショック後すぐに立ち直り軽い押目を作りながら上昇している。

日本は、政治の混迷と震災による混乱とで株価の底値保合が長く、その反動から政権交代後に株価は急上昇した。現在は、大幅上昇の調整場面にあり、基本的な流れは、いち早く調整を終えて最高値を更新しているNY市場と同じである。

 

日経平均株価月足チャート

NYダウ月足チャート

 

 

 


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