お盆休みを控えた閑散相場
北川博文の相場独り言
昨日の株式市場は、為替市場の円高の流れを受けて日経平均株価が65円安で寄り付くとドル円相場に圧力となり、101円70銭辺りのストップロスオーダーのトリガーが引かれ、オープニングから20分で75銭の円高になった。これを受けて株価は、前日比約100円安のところで方向感なく動いていたが、その後安値拾いの買いから株価は上昇しプラス圏に浮上する場面も見られた。ただ、終盤はお盆休みを控えた利益確定売りなどから結局、前日比▲29円安で引けた。
日経225先物は、16770円の+40円高で引けて円高が株価下落の要因にならなくなっている。円高で株価が下に振られると日銀の買い支えの声が聞こえてくるようで、下値は限定的となっている。逆張りオシレーターで売られ過ぎの日経225銘柄を拾って短期売買する戦法もありだろう。
日経平均株価5分足チャート
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