北川博文のNY市況
21日NY市場は、8月の中国の製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値が6年半ぶりの低水準となり、中国経済の減速が拡大しているとの懸念から世界同時株安となり、リスク回避姿勢の強まりで米国債への逃避買いが膨らみ、国債相場が上昇し利回りは低下した。
為替相場は、中国経済指標の発表を受けて9月利上げ観測が大きく後退し、ドルは主要6通貨に対して1%下落した。ドル/円相場は1.10%安の122.28円と6週間ぶりの低水準となった。
株式市場は、中国経済減速懸念から売られ大幅安となった。ダウ工業株30種は16,459.75(▲530.94)ドルで終わった。
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