今週の主な経済指標
北川博文の相場独り言
週末の日経225先物は、高値15,740円で予想したとおり上値に限界がありました。スリートップラインの短期と中期線が頭を押さえています。終値が15,670円で月曜日の終値がこの値段の下で終わるようなら、あや戻し完了となります。ただ、逆張りオシレーターが買われ過ぎを示唆するには、2、3日の日柄が必要かもしれません。
マザーズ指数は、英国EU離脱の日の高値を抜いて本格的な調整の戻しとなっています。6月9日高値1187.27から6月24日安値828.77の下げに対する戻しです。既に50%戻しを達成し、1050(61.8%)の攻防となります。そこには26日移動平均線が上昇を阻もうと待ち構えています。日柄的には、2、3日で戻り完了となりそうです。
今週は、ECB総裁・日銀総裁・FRBダドリー氏らの発言、FOMC議事録公開、雇用統計と続きます。相場の流れを加速させる週となりそうですのでご注意ください。
今週の主な経済指標
7月4日(月曜日)
08:50 日本マネタリー・ベース
17:30 英建築業PMI アメリカ独立記念日
7月5日(火曜日)
10:45 中国サービスPMI
16:55 独サービス業PMI
17:30 英サービス業PMI
23:00 米製造業新規受注
7月6日(水曜日)
03:30 FRBメンバー・ダドリー氏発言
15:00 独製造業新規受注
16:00 ECBドラギ総裁発言
21:30 米貿易収支
23:00 米ISM非製造業指数
7月7日(木曜日)
03:00 米連邦公開市場委員会議事録
09:30 日銀黒田総裁発言
15:00 独鉱工業生産
17:30 英製造業生産
21:15 米ADP非農業部門雇用者数増減
21:30 米失業保険申請件数
7月8日(金曜日)
00:00 米エネルギー情報局原油在庫
08:50 日本国際収支・経常収支
15:00 独貿易収支
21:30 米雇用統計
この記事へのコメントはこちら