日米株価は、2万大台を前に足踏み
北川博文の相場独り言
夜間取引の市況は、堅調な米経済指標発表を受けて、連邦準備理事会(FRB)が来年、利上げペースを速めるとの見方が強まり、米国債利回りが上昇し、ドル円相場は一時117円61銭まで買われ、NYダウは2万ドル大台まで20ドルのところまで迫った。日経225先物は、円安を支えに前日比プラス圏で推移し、1万9460円まで上昇する場面があった。
日米ともに2万円大台を前にしてお足踏みしているが、踊り場を作るには早すぎることから、クリスマスの3連休と年末年始を控えて市場参加者も少なく、様子見といったところでしょう。ただ、米国の経済指標は、景気回復と物価上昇が鮮明になってきていることから、いつでも2万大台を突破してさらに上を目指す動きがでるだろう。
国内も海外投資家の買い越し、信用空売り比率の高水準といった内部要因から、2万円を超えてくると上げ足を速めることになる。
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