トランプ政権の保護主義を警戒

 


■夜間コメント

夜間取引の市況は、トランプ米大統領が環太平洋連携協定(TPP)を離脱するための大統領令に署名し、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を表明、加えて米製造業大手首脳と会談し製造拠点を海外に移転した場合にはその代償を支払わせると警告したことから、新政権の通商政策に対する懸念が広がり、ドルが大半の通貨に対して売られ株価も下落した。これらを背景に日経225先物は、夜間市場でも弱含み安値18795円まであった。ただ、今週は総額880億ドルの国債入札が債券相場の重しとなり、利回り上昇が考えられることからドル相場、株価の下値は限定的と見る。

10年債利回りは、2015年の高利回りを抜いて調整押目が入っているが、スリートップラインにサポートされている。スローストキャスは、%D20%手前で切り返し上昇クロスとなっている。

米国債10年物利回り・週足チャート

 

 


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