OPEC増産凍結合意で株高
北川博文の相場独り言
夜間取引の市況は、住宅ローン担保証券の不正販売問題を巡り、米司法省から140億ドルの支払いを要求されているドイツ銀行のジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)が、増資は必要ないと述べたことで経営不安が和らぎ、同行の株価が2.0%高と持ち直し欧州株は全面高となった。また石油輸出国機構(OPEC)加盟国が非公式会合で、産油量を制限することで合意したとの報道で原油価格が急上昇、これらを背景に投資家のリスク選好意欲が強まり安全資産とされる円を売りに出す動きが広がり、円相場は1ドル/100円台後半に下落した。
日経225先物は、欧米株高、ドル高を受けてプラス圏に浮上し、日経平均CFD取引は16,549円で取引されている。
今日の東京市場は、米国債利回りが上昇し、昨日の日本国債利回りが低下したことから、日米金利差が拡大したことでドル円相場は円安に振れる可能性大である。株価もしっかりした動きになるでしょう。
【本日の発掘銘柄】
本日の発掘はサラです。
証券コード | 銘柄 | 業種 | 市場 | 予想PER | 実績PBR | 予想1株配当 | 業績 |
3630 | 電算システム | 情報・通信 | 東証1部 | 23.28倍 | 1.96倍 | 24円 | ☁ |
《発掘者コメント》
情報処理サービス開発業者で払込票決済など収納代行を拡大、グーグルの販売代理店展開中。27日に位置情報サービスを手掛けるゴーガを子会社化することを明らかにし買い人気を集めている。
週足チャートは、1年間の調整押目を終えての上放れとなっている。ストキャスも切り上がって軽いダイバージェンスが出現している。
電算システム・週足チャート
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