コロンブスデー休場で閑散
北川博文のNY市況
12日NY市場は、11日フィッシャーFRB副議長が「年内利上げは見通しであって約束ではない」と語ったことなどから、利上げ観測が後退して為替市場でドルが売られ、約3週間ぶりの安値水準に下落した。この日はコロンブスデーのため金融・債券市場が休場のため薄商いのなか、その後持ち直してほぼ横ばいで推移した。
株式市場は、原油価格の下落からエネルギー株が売られたが、公益企業銘柄が上昇してプラス圏で終えた。金融・債券市場が休場のなか、第3四半期の決算発表を控えた警戒感から出来高は低調だった。
金相場は、最近のさえない米経済指標や世界経済の減速から米連邦準備制度理事会(FRB)が年内の利上げに踏み切らないのではないかとの見方が強まり、インフレヘッジとしての金は安定した買いを集めた。
原油相場は、石油輸出国機構(OPEC)が同日発表した10月月報で、9月のOPEC加盟12カ国の産油量が前月から増加したことから、利益確定の売りやテクニカルな売りで反落した。
サラトレードシステム独り言
週明けのNY市場は、原油が急落した。
OPECの9月産油量が増加したことで、利益確定やテクニカル要因の売りが出た。
午前中に決済シグナルが出る可能性大で利益が剥げてしまう。
勿体ないが仕方ない。
金、白金は順調に利益を伸ばしている。
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