日銀ETF買い入れ無しで下落?
北川博文の相場独り言
本日の日経平均株価は、オープニング前の良好な日本貿易統計発表にもかかわらず、取引開始時間になるとドル円相場が100円台を割り込んでいたことから安寄りして始まった。その後円安に振れると下げ幅を圧縮して午前の取引を終えたが、2時過ぎに再び円高圧力が強まると下げ足を速め、終値は259円安となった。
東証1部銘柄の8割が下落していることから、日銀によるETF買いはなかったようだ。
最近は円高でも日銀買入れ期待感から下げ渋っていたが、いつも投資家の期待に応えるわけにはいかないのだろう。しかし、資金は潤沢にあるので下値は限られてくる。
日足チャートはボトムラインを割り込んで、16250円上の窓埋めに入ったようだ。
日経平均株価日足チャート
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