FOMC議事録公開で金利安・ドル安・株安
さら倶楽部『株じゃん』
■本日の購入銘柄
証券コード | 銘柄 | 業種 | 市場 | 購入日 | 発注種類 |
*6*8 | *ナ*ト | サービス | 東証1部 | 4月6日 | 成行 |
≪コメント≫月足チャートは、調整押目が完了してスリートップラインを超えてきている。売られ過ぎからの反動で、割安株のため注目されると一気に高値を取りに行きそうだ。
月足チャート
■昨日の決済銘柄
≪3928マイネット≫は、SO逆指値がヒットして決済売りとなりました。
■市況コメント
夜間取引の市況は、民間会社ADP発表の3月の全米雇用報告が市場予想を大幅に上回る伸びとなったことから、ドル円相場は一時111円46銭まで買われ、日経225先物は1万9000円台を回復していた。その後、FOMC議事要旨が公開され、従来の利上げ見通しを変える内容ではなかったと受け止められ、国債利回りが低下してドル円相場が110円60銭近辺まだ売られると先物も急落し、高値から200円以上の下げとなった。
下はNYダウの日足チャートだが、月足・週足はスリートップライン上にあり上昇トレンド継続中で、日足もご覧のように大きく下落するような動きではない。日本市場は、円高・株安への警戒感が強まり、東証空売り比率も高まっているが、ここからの下げは上げるための下げと心得ていたい。
本日の東京市場は、NY市場の流れを受けて円高への警戒感から上値の重い動きが考えられ、また北朝鮮情勢に対する警戒感も根強く、加えて今日、明日の米中首脳会談の行方を見極めたいとの思惑もあり、積極的な商いが手控えられそうだ。
NYダウ・日足チャート
■株じゃん売買履歴
■NY市況
5日NY債券市場は、3月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公開され、大半のメンバーが経済が想定通りに推移すれば年内にバランスシートの縮小に着手すべきと考えていたことが判明し、国債利回りが大きく上昇していた。 ただその後は、FRBが利上げペ ースについて「ハト派的」な見方を維持しているとの認識が広まったことから長期債、短期債ともに反転し、指標となる10年債利回りは前日の2.3500%から2.3390%に低下した。
為替市場は、朝方発表されたオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが発表した3月の全米雇用報告で、民間部門雇用者数が26万3000人増加し、市場予想を大幅に上回る伸びを示したことからドルが上昇、ドル円相場は一時111円46銭まで買われた。午後に入ってFOMC議事要旨が公開され、従来の利上げ見通しを変える内容ではなかったと受け止められ、ドルは利益確定の売りから反落し、ドル円相場は110円60銭近辺で推移している。
株式市場は、民間の雇用関連指標を受けて大幅高となっていたが、午後発表のFOMC議事要旨で、今年後半にバランスシート政策が見直される可能性が示されると反落に転じ、ダウ工業株30種は高値から200ドル以上の下げとなり、主要3指数ともにマイナス圏に沈んだ。FOMC議事要旨では、政策当局者の大半が堅調な経済指標が続くなら、量的金融緩和により4.5兆ドル規模に膨らんでいるバランスシートの縮小に着手すべきとみていることが明らかになった。
金相場は、ADPが朝方発表した3月の全米雇用報告で非農業部門の民間就業者数が市場予想を大きく上回ったことで、米景気拡大への期待から対ユーロでドル高が進行、ドル建て金の割高感につながり、売りが先行して反落した。ただ、今日、明日の米中首脳会談の行方を見極めたいとの思惑から、積極的な商いが手控えられ下値は限定的だった。
原油相場は、前日に米石油協会が公表した最週間の原油在庫が市場予想を大幅に上回る減少となったほか、北海のバザード油田で原油生産が保守作業のため一時停止したとの報道を受けて、前日夕からほぼ一本調子で上昇していた。 しかし、この日の午前に米エネルギー情報局が発表した週間原油在庫が前週比160万バレル増と予想に反して大幅増となったことから、急速に売られて一時マイナス圏に沈んだが、その後は値頃感からプラスに戻した。
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