米経済、意外と好調だった

 


北川博文のNY市況

15日NY市場は、米労働省が発表した9月のコア消費者物価指数(CPI)が0.2%上昇し市場予想を上回ったことや失業保険申請件数が予想よりも好調だったことなどで、年内利上げの可能性が若干ながら残ったとの観測から債券市場では、国債が売られて利回りが上昇した。

為替市場は、朝方発表された米消費者物価指数や失業保険申請件数などの経済指標が市場予想を上回ったことから、FRBによる利上げ観測が再燃し、ドルは主要通貨に対して反発した。一方ユーロは、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーが追加の政策が必要なことは極めて明白であると発言したことから下落した。

株式市場は、経済指標が堅調だったをことや個別企業の決算が好調だったことなどから株価は反発した。シティーグループは、第3四半期の決算内容が好調だったことから、株価は4.4%高となり金融株が市場をリードした。ダウ工業株30種平均は、17,141.75ドルで217.00ドル高で引けた。

金相場は朝方、この日発表された経済指標が堅調だったことから、為替市場でドルが上昇しドル建て金の割高感から売られて下落した。 その後、ニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀が発表した対象地区の製造業景況感が軟調で、ドルが対ユーロで弱含みに転じたことを受けて徐々に上げ幅を広げてプラス圏で終えた。

原油相場はこの日、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計で、原油在庫が前週比760万バレル増と市場予想を大幅に上回ったことから、需給緩和に対する警戒感が広がり一時45.23ドルまで下落した。その後は為替市場でドルが対ユーロでが弱含みに転じたことから下げ幅を縮小した。

サラトレードシステム独り言

東京市場の夜間取引は、円高による圧力で大きく下げた。

しかし、その後ドルが弱含むと上昇に転じ

金、白金、ガソリンともにプラス圏で終えた。

現在のポジションは、金、白金の買のみです。

貴金属は一時的な下げて利益が剥がれるのを

悔しい思いで眺めてながら

早く利食いたい気持ちを抑えるのに苦労しているでしょうね。

食べごろは秋の味覚、柿のように熟して落ちかけが一番美味しいですよ。

 

 


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