10月末日銀金融緩和・自民党議員発言
北川博文のNY市況
10日NY市場は、債券市場で米国市場の株高に伴い安全資産とされる国債が売られ利回りは上昇した。市場の関心は来週のFOMCの会合に注がれている。
為替相場は、上海総合指数が反落したことから、アジア、欧州株価がさえず、経済指標も強弱まちまちとなり、来週のFRBの利上げ観測がより不透明となったことから、ドルは円以外の主要通貨に対して弱含みで推移した。円は自民党の山本幸三衆議院議員による日銀の10月30日の会合は追加緩和のいい機会だとの発言で売られた。
株式市場は、新製品を発表して前日値下がりしたアップルに買い戻しが入り、バイオ関連銘柄が堅調だったことから反発した。取引はFOMCを控えて神経質となり上値の重い展開となった。
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