鳥取県中部地震で円高

 


北川博文の相場独り言
前週末の夜間取引の市況は、鳥取県中部での地震発生を受けて投資家のリスク回避姿勢が広がり、円を買ってドルを売る動きが活発化し円相場は一時10352銭を付けた。その後、サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁が講演で、緩やかな利上げを早めに実施すべきとの考えをあらためて強調したことから、FRB12月の会合で利上げに踏み切るとの観測で円の上値は限られて徐々に値を戻した。米株価は、原油価格の急落を受けて一時的に売り込まれる場面も見られたが、マイクロソフトやマクドナルドの四半期決算が好感されほぼ変わらずとなった。

日経225先物は、米株価に連動して途中に売り込まれる場面もあったが、終盤に値を戻して前日終値からプラス圏で終えた。

週明けの東京市場は、オープニング前に日本の貿易統計の発表があり市況に影響を与えそうだが、今週はレンジ圏からの上放れが期待され、いよいよ秋本番の上昇相場になるか、期待しましょう。

 


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