ECB金融緩和維持を決定

 


北川博文の相場独り言

夜間取引の市況は、欧州中央銀行定例理事会が金融緩和維持方針を決定したことで資産買い入れのテーパリング(段階的縮小)観測が後退し、安心感からユーロ売りが加速してドルが上昇し、ドル円相場も104円台に下落した。

日経225先物は、日中取引の流れを受けて強含みで推移し、円安が進むとじりじり値を上げ17290円の高値をつけた。ただ、終盤は原油価格が下落したことで米株価が反落したことが重しとなって上値が押さえられた。

今日の日中取引では、5月31日高値17251円を上抜くと考えられ、その上が4月25日の17613円、そして2月1日の17905円を抜けて本格上昇相場となる。いよいよ上昇秋相場が始まりそうだ。


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