北川博文のNY市況

 


19日NY市場は、原油安で低インフレ懸念や7月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公開でインフレの遅れや弱い世界経済への言及があったことから9月利上げ観測が後退して国債価格が上昇し利回りは低下した。

為替相場は、FOMC議事録要旨で利上げ時期を示す手掛かりとなるものが示されなかったことから、良好な経済指標から9月利上げを期待して買っていたドルに失望売りが出て、ドル/円は一時123.70まで売り込まれた。

株式市場は、中国上海総合指数の急落から欧州市場の株安を受けて安く始まり、その後一旦は戻したものの、FOMC議事録公開で労働市場が改善しているにもかかわらず、低インフレ懸念や世界経済の先行きの不透明感から売り圧力が強まった。ダウ工業株30種は17,348.73(▲162.61)ドルで引けた。

 


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