日米金利差拡大でドル高

 


北川博文の相場独り言

夜間の市況は9月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公開され、複数の参加者が「ぎりぎりの判断」と述べ「比較的早い」利上げが適切になるとの見解を示したことが手掛かりとなり、指標となる10年国債利回りが上昇し、一時4カ月ぶりに1.80%を超えて日米金利差がさらに拡大し、為替市場のドル円相場がドル高円安となって株価を押し上げた。ただ、原油価格がこの日行われたロシアとOPEC加盟国の一部の非公式会合で、産油量の制限に関する合意を見送ったとの報で協調減産の行方に不透明感が広がり急落したことから株価は伸び悩んだ。日経平均CFD取引は、NY市場を眺めて16988円まで買い進まれたが、その後は上値が重く上げ幅を縮めている。

ドル円相場は、レンジ圏抵抗線を上放れするかどうかの値位置にあり、放れると大きな流れが変わり全ての市況商品が好転する。

 

 


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