原油反落で株安・ドル安

 


北川博文の相場独り言

夜間取引の市況は、石油市場で国際エネルギー機関(EIA)が公表した10月の石油市場月報で、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国による増産凍結合意を受けた市場動向について「来年前半まで供給過剰が続く」との見方を示したことから、早期の供給過剰解消は困難との観測が浮上し売り優勢となり一時50.39ドルまで下落した。 原油価格の下落を受けて米株価が反落し、リスク回避姿勢から為替市場で安全資産とされる円が買われ、日経平均CFD取引は16860円近辺まで安くなっている。

債券市場は最近の原油高を受けて、インフレ率が米金融当局の目標である2%に向かって加速するとの見通しが強まり、指標となる10年債利回りは、1.767%へ上昇した。

本日の東京市場は、米国債金利の上昇で円安に振れる可能性が高く、株価も持ち直すと見る。ほどよい押目を作ってレンジ圏脱出といきたいものだ。

 


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