北川博文のNY市況
24日NY市場は、世界的な株価下落から資金を安全資産へ逃避する動きが一段と強まり、債券市場では国債価格が上昇し利回りが低下した。
為替相場は、世界的な株安からFRBの9月利上げ観測が大きく後退し、ドルは主要通貨に対して大幅に下落した。ドル/円相場は一時116.47円と約7カ月ぶりの安値水準まで急落した。
株式市場は、中国株急落を受けて世界的な株安の連鎖が広がり、ダウ工業株30種平均は寄り付き直後に1,050ドル下落し、取引時間内の1,000ドル超の下落は過去最大となった。また原油価格が6年半ぶりの安値をつけたことも影響して石油関連株が売られ、S&Pエネルギー株指数は5.18%下落した。
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