原油安でNYダウ上昇一服感
さら倶楽部・株じゃん
■市況コメント
夜間取引の市況は、相次ぐ米連邦準備理事会(FRB)幹部の早期利上げを示唆する発言で米債券利回りが上昇し、日米の金利差拡大からドル円相場が114円半ばの円安となり、日経225先物は一時、1万9675円まで買われた。ただ、終盤になって米国株価が値を下げると徐々に売られ1万9570円で終えた。
今日の東京市場は、為替次第の動きとなりそうだが、日本国債利回りも今週は上昇していることから、国内要因だけでドル円相場が大きく円安に振れることは考えにくく、日中は弱含みで推移しそうだ。
日本国債10年物利回り・日足チャート
■本日の新規購入銘柄
《コメント》不動産検索サイトを運営し、ユーザー数増加で課金収入増となり営業収益続伸。世界最大級のアグリケーションサイト運営会社を買収し国際展開加速させる。業績好調な割には株価に反映されず、2月13日決算発表後も買われて押し戻される展開だった。信用買残が徐々に増えていることから、市況環境の好転でそろそろ吹き上げるのでないだろうか。
下の月足チャートは、値位置こそ月足トレンドラインの下にあるが700円は岩盤のように思える。ストキャスも20%を割り込んで2回目の谷を形成しようとしている。
※新規購入銘柄は、有料会員様にのみ公開しています。
■株じゃんコメント
さら倶楽部・無料会員様にも参考のため新規購入株をお知らせすることがあります。
ただし、実戦トレードをされる場合、利益確定の指値及びロスカット値の配信は有料会員様のみとなりますので、ご自身の判断で行ってください。
■株じゃん銘柄の売買履歴
昨年6月後半から始めた北川の売買ロジックによる推奨銘柄配信は、確定での勝敗は44勝24敗1分けで勝率64.70%、それぞれ100万円上限で購入してトレードすると、半年で粗利益397万円が積み上がりました。
『株じゃん』銘柄は、弊社代表北川の売買ロジックにより探索した新規購入銘柄を、有料メルマガ会員様に配信しています。
■NY市況
2日NY債券市場は、相次ぐ米連邦準備理事会(FRB)幹部のタカ派的な発言を受けて3月の米利上げ観測が強まり、指標となる10年債利回りは2.4923%に上昇した。
為替市場は、FRB幹部のタカ派的な発言が相次ぎ、債券利回りが上昇していることからドルが主要通貨に対して続伸、終盤のドル円相場は114円59銭まで買われている。
株式市場は、前日トランプ大統領演説を受けて大きく上昇した反動から利益確定の売りが台頭するなか、原油価格が米国内での供給過剰感から下落したことでエネルギー株が売られ、米早期利上げ観測から買われていた金融株も軟調に推移し、加えて重機のキャタピラーのイリノイ州施設が米当局の家宅捜索を受けたとのニュースが重しとなって、主要3指数ともに反落した。
金相場は、米国の早期利上げ観測が強まるなか、金利を生まない金に売り圧力がかかり、3営業日続落となった。また、為替市場の対ユーロでドル高が継続し、ドル建て金の割高感も相場の下押し要因となった。
原油相場は、前日発表の米エネルギー情報局週報で原油在庫が大幅増加となり、米国内での供給過剰懸念が広がり、さらにロシアによる減産合意の履行が遅れているとの報やドル高の進行に伴う割高感に圧迫され3営業日続落した。
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