米債券利回り低下でドル安・株安
北川博文の相場独り言
夜間取引の市況は、前週末14日のFRBイエレン議長の目標インフレ率超過を容認する可能性を示唆する発言を受けて売り込まれていた債券相場が、朝方発表された10月のニューヨーク州製造業業況指数が予想外に悪化したことから債券買いとなり、指標となる10年債利回りは1.762%に低下した。このことを受けて日米金利差が縮小し、為替市場のドル円相場は104円を割り込んだ。
円高を背景とした夜間の日経225先物は、弱含みから方向感のない横ばいで推移した。
昨日の東京市場の外国人買いが今日も続くようなら週内にレンジから抜け出すこともありそうだが、そうでないと難しくなる。
テクニカルは、値段がスリートップラインの上に位置し、ストキャスが20%から捻じれて上昇を示唆している。
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