米経済指標堅調で国債利回り高水準

 


北川博文の相場独り言

前週末の夜間取引の市況は、中国国家統計局が発表した9月の卸売物価指数(PPI)が前年同月比で上昇して約4年半ぶりにプラスに転換したことが好感され、また9月の米小売売上高が前月からプラスに転じ、卸売物価統計も幅広い品目で価格が値上がりして米経済の力強さを示し、加えてイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長がこの日の講演で、2%の目標を上回るインフレ水準を許容する考えを示唆したことが債券利回りを押し上げ、指標10年債利回りは1.804%の高水準となった。

本日の東京市場は、日米金利差が拡大していることから円安に振れやすく、間もなく始まる日銀支店長会議で黒田総裁のコメントが寄せられるので注目です。


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