さら倶楽部・株じゃん

2017/02/09

■本日の新規購入銘柄

証券コード	銘柄	業種	市場	購入日	発注種類
3＊93	＊＊族	小売業	東証1部	2月9日	成行

《コメント》焼鳥屋『＊＊族』を展開し、全メニュー280円で提供、時々テレビなどでも取り上げられる。直営店舗290、FC店舗207で直営店舗も積極出店し、勤怠管理システム導入で費用膨らむが営業増益続く。

エリオット波は、2015年7月1日高値3180円までが上昇第1波、その後、第2波の調整が入り2016年8月30日安値1841円で終了。そこから上昇第3波が始まって、第3波の1波が10月20日に修了し2波の調整が続いて現在の値位置となる。

下の週足ストキャス％Dは13％で、売り込まれ過ぎを示唆、過去も10％前後で切り返していることから、抵抗線を抜けずに上昇第3波3波に向かうものと判断する。

証券コード	銘柄	業種	市場	購入日	発注種類
7＊5＊	＊ジ＊ン	その他製品	東証1部	2月9日	成行

《コメント》哺乳瓶製造から始まり、育児用品で国内トップ、海外は中国、欧米中心に新興国開拓にも意欲的に販路を広げている。経営効率化で営業増益は続き業績も問題ない。

下の月足チャートで山を見ると、2011年から4年間で株価は10倍になっている。日経平均株価低迷時に上昇しだし、アベノミクス効果で一気に上昇した。大相場の反動で上昇幅の50％の押目を昨年2月に終え、再び上昇に向かっているが、市場環境の悪化で未だ勢いはない。月足がスリートップライン21本線を超えてきて、いよいよ上に放れる時が来たと判断する。

※新規購入銘柄は、有料会員様にのみ公開しています。

■昨日の決済銘柄

《3696セレス》は、SO逆指値がヒットして損切りとなりました。

市況環境の悪化のため、大事をとって早めのロスカットですが、経営状況・チャートの形もそれほど悪くないので、再度挑戦したい銘柄で注目しましょう。

■市況コメント

欧州の政治リスク懸念やトランプ米大統領の政策を巡る先行き不透明感に加えて、米連邦準備理事会(FRB)の3月利上げ観測が後退し、米国債利回りが低下して銀行株が売られたことから、NYダウが反落して日経225先物は一時、1万8875円まで反落した。

今週は欧州政治リスクから安全資産への逃避買いが活発化し、債券や円を買う動きが強まりリスク資産の株価の上値が重くなっている。目先は、日米首脳会談での貿易不均衡について、どこまで具体的に話されるかがドル円相場の焦点です。

■株じゃんコメント

さら倶楽部・無料会員様にも参考のため新規購入株をお知らせすることがあります。

ただし、実戦トレードをされる場合、利益確定の指値及びロスカット値の配信は有料会員様のみとなりますので、ご自身の判断で行ってください。

■株じゃん銘柄の売買履歴

昨年6月後半から始めた北川の売買ロジックによる推奨銘柄配信は、確定での勝敗は40勝18敗1分けで勝率68.96％、それぞれ100万円上限で購入してトレードすると、半年で粗利益414万円が積み上がりました。

『株じゃん』銘柄は、弊社代表北川の売買ロジックにより探索した新規購入銘柄を、有料メルマガ会員様に配信しています。

■ＮＹ市況

8日NY債券市場は、欧州政治をめぐる不透明感から海外勢がより高い利回りを求めて米国債を買う動きにつながり、加えてトランプ政権の財政刺激策・減税への期待後退に伴い、安全資産の債券買いが活発化して指標となる10年債利回りは、2.3400%に低下した。ただ、10年債入札が低調だったことを受け、利回りが下げ幅を縮小する場面もあった。

為替市場は、欧州の政治リスク懸念やトランプ米大統領の政策を巡る先行き不透明感に加えて、米連邦準備理事会(FRB)の3月利上げ観測が後退し、米国債利回りが低下したことからドルが売られ、ドル円相場は一時111円63銭まで下落した。円は、安全資産としてリスク回避の側面から主要通貨に対しても買われた。

株式市場は、トランプ政権による景気刺激策や規制緩和、減税政策の詳細を見極めようと消極的ななか、債券利回りが低下したことで銀行株が売られて市場の重しとなり、ダウ工業株30種は▲35.95ドル安と反落した。一方でナスダック総合指数は、米フェイスブックや米アップルなどの値上がりを背景に続伸し、過去最高値を更新した。

金相場は、投資家のリスク回避姿勢が強まるなか、為替市場でユーロが対ドルで買い戻されるとドル建て金の割安感から買われ、一時1246.60ドルを付けた。ただ、その後は4営業日続伸していたこともあり、昼すぎには利益確定の売りも出て上げ幅を削る展開となった。

原油相場は、米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計でガソリン在庫が前週比90万バレル減と市場予想の110万バレル増に反して減少となったことから、ガソリン価格が上昇して原油も買われた。ただ、原油在庫は1380万バレル増と、市場予想の250万バレル増を大幅に上回り、米国内での原油供給過剰が意識され相場の上値は抑えられた。