今週は日米金融政策決定週間

 


北川博文の相場独り言

週末夜間取引の日経225先物は、NY株式市場が堅調に推移しS&P 500が史上最高値を更新しているにもかかわらず、反応薄く横ばいで推移した。

外国為替市場は、ドイツのミュンヘンで銃乱射事件が発生し複数の死傷者が出ているとの報道でユーロが急落し、ドル円相場も一時106円を割る場面も見られたが、すぐに買い戻され106円前半で推移している。

下のチャートは、上がドル円相場の週足で、円高トレンドの流れが現在も進行中であることがわかる。

 

ドル円週足

 

下のチャートはドル円の日足チャートで、中段にストキャス、下段にMACDが描かれている。ストキャスは、93%と92%のコブを作って下げに転じ、MACDヒストグラム(棒グラフ)もピークアウトして下げに転じている。この様に中期トレンドラインは下げにあり、短期逆張りオシレーターは、買われ過ぎから反転して下げを暗示しており、目先のドル円相場は円高トレンドが継続していると思われる。

このトレンドの流れを大きく変えるのは、週末に迫った日銀金融政策決定会合しかないのだが、直前のテクニカルが楽しみだ。

 

ドル円日足

 

今週の主な経済指標

7月25日(月曜日)

08:50 日本貿易収支

17:00 独景況指数

 

7月26日(火曜日)

23:00 米消費者信頼感指数

23:00 米新築住宅販売戸数

 

7月27日(水曜日)

17:30 英国内総生産

21:00 米コア耐久財受注

23:00 米中古住宅販売保留

23:30 米エネルギー情報局原油在庫

 

7月28日(木曜日)

03:00 米FOMC声明発表

16:55 独失業率

21:30 米失業保険申請件数

 

7月29日(金曜日)

08:30 日本家計支出

08:30 日本コア消費者物価指数

12:00 日銀金融政策発表

15:00 独小売売上高

15:30 日銀記者会見

18:00 ユーロ圏消費者物価指数

18:00 ユーロ圏失業率

21:30 米国内総生産

23:00 ミシガン大消費者信頼感指数


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