EU離脱の英国民投票を控えて

 

北側博文の相場独り言

昨日の東京株式市場は、前日比マイナス圏から始まり、終日に渡り利益確定の売りに押されての反落でした。売買代金も前日を下回り、明日のイベントを見極めようとしています。 日経225当限足のテクニカルは、日足スリートップ中期ラインで頭を押さえられての下げとなり、ストキャス%Dも85%を超えてきました。そろそろ、戻りいっぱいの買われ過ぎポイントに差しかかります。今日、明日までが『あや戻し』の限界と見ます。 週足の三角保合(フラッグ)は、ローソク足の安値が切り上がるのに対しストキャスの安値は切り下がるといったヒドゥダイバージェンスからの下放れ現象です。また週足RSIは、42本が46.38%と50%以下にあり、14本は43.28%とさらにその下にあります。相場の流れが弱気を示しています。 英国のEU離脱問題は、今晩から明日にかけて決着するわけですが、相場の世界には『知ったら終い』という格言もあります。結果を見てから動いても遅いという意味ですが、日足、週足のチャートにはすでに結果が映っていて、どちらに転んでもトレンドを変えることはできないと考えます。
 

NY市況

22日NY債券市場は、英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票を翌日に控え、世論調査で離脱派が優勢となったことからリスク選好が後退、安全とみられる米国債に質への逃避買いが入り、指標となる10年債利回りは1.69%に低下した。 この日イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は、上院に引き続き下院金融委員会で半期に一度の証言を行ったが、目新しいサプライズ発言はなかった。

為替市場は、EU離脱を問う英国民投票が依然予断を許さない情勢のなか、株式や商品など他の金融市場でも積極的な商いが見送られ、ドル円相場も104円55銭で寄り付いた後、円売り・ドル買いが優勢となったが、午後に入ると離脱派優勢の世論調査結果などを警戒して流れが反転するといった方向感の定まらない動きとなった。

株式市場は、欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国民投票を目前に控え、この日は公表された英世論調査の結果を受けて残留するとの楽観的な見方が弱まり、上昇の勢いが失速した。前日ソーラーシティーへの買収を提案したテスラ・モーターズは2年ぶりの大幅安、アナリストの投資判断引き下げを嫌気したマクドナルドは3カ月ぶり安値に沈んだ。原油価格の下落に伴いエネルギー株も反落し、S&P500種株価指数は前日比0.2%安で終了、ダウ工業株30種平均は17780.83ドルの▲48.90ドル安で引けた。

金相場は、英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票を目前にして、利益確定やポジション調整の売りなどから4営業日続落となった。ただ、英国世論調査は依然として両派が拮抗していることから、ドル安・ユーロ高に伴う割安感から買われる場面も見られ、不透明感漂う展開となった。

原油相場は、米石油協会(API)が前日夕に発表した週報で原油在庫が予想を大幅に上回る減少となったことか50ドルを上回る買い優勢で推移していたが、この日発表された米エネルギー情報局(EIA)の原油在庫も減少はしたものの、市場予想を下回ったことが嫌気されて売られ続落した。またガソリン在庫が市場予想に反して増加したことで需給引き締まり観測が後退し売り要因となった。

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