NYダウ連続最高値更新で日経平均はどうなる
さら倶楽部・株じゃん
■セミナー情報
開催日時:2017年3月20日(祝日)会場12:45 開演13:00 終了16:00
会 場:宮城県仙台市青葉区一番町3-5-1
ANNEX 多目的ホール
アクセス:JR仙台駅徒歩10分・地下鉄広瀬通駅・青葉通一丁目駅3分
定 員:90名
費 用:無料
お申込は下記アドイレスから
■市況コメント
前週末の夜間取引の市況は、英国の1月の小売売上高指数が悪化し、またフランス大統領選の波乱懸念から安全資産とされる米国債に対する需要が膨らみ、債券利回りが低下したことから為替市場でドル売り円買いが進行し、日経225先物は一時1万9020円まで売り込まれた。ただ、米国株価が最高値を更新したことから買い戻しが入り、下げ幅を縮めて取引を終えた。
NY市場はダウ工業株30種が7営業日連続で過去最高値を更新した。下はNYダウと日経平均株価の週足だが、ダブル底の時期が半年、NYが早くなって、途中上昇踊り場を形成しながら上放れを繰り返して最高値更新となっている。東京市場の上放れもいつか来るわけだが、その時期を見つけるのは至難の技で、我慢して待つことになる。
NYダウ・週足チャート
日経平均・週足チャート
■株じゃんコメント
さら倶楽部・無料会員様にも参考のため新規購入株をお知らせすることがあります。
ただし、実戦トレードをされる場合、利益確定の指値及びロスカット値の配信は有料会員様のみとなりますので、ご自身の判断で行ってください。
■株じゃん銘柄の売買履歴
昨年6月後半から始めた北川の売買ロジックによる推奨銘柄配信は、確定での勝敗は41勝21敗1分けで勝率66.12%、それぞれ100万円上限で購入してトレードすると、半年で粗利益396万円が積み上がりました。
■NY市況
前週末17日NY債券市場は、英国の1月の小売売上高指数が予想に反してマイナスとなったことで、英10年債利回りが3ヶ月ぶりの低水準を付け、また仏大統領選で左派系候補2人が協力を協議していることが判明し、選挙の行方に関する波乱懸念から安全資産とされる米国債に対する需要が膨らみ、指標となる10年債利回りは2.450%から2.420%に低下した。
為替市場は、トランプ大統領が前日の会見で、フリン大統領補佐官の辞任などをめぐり記者らと激しく対立したことで、政策運営能力に関する疑問から安全資産とされる円に対する需要が再燃し、ドル円相場は一時112円62銭まで下落した。また、フランス大統領選をめぐる波乱懸念や英国の経済指標が悪化したことから、ドルは円を除いて総じてしっかりしていた。
株式市場は、英国の経済指標の悪化やトランプ大統領の財政政策に進展がみられないことから、経済政策の実現性への懸念から終日マイナス圏で推移していたが、食品大手クラフト・ハインツが英蘭系日用品大手のユニリーバを買収する件で、ユニリーバが提示された買収案を拒否したためクラフト株価が10.74%上昇し、また週末のポジション調整の動きから買い戻され、ダウ工業株30種が7営業日連続で終値の過去最高値を更新、S&P総合500種とナスダック総合も最高値で引けた。
金相場は、前日に約3ヶ月ぶりの高値を付けた反動から利益確定や3連休を控えた持ち高調整の売りから反落した。また、対ユーロでのドル高もドル建て金の割高感につながり相場を圧迫した。 ただ、トランプ米大統領による政権運営に懐疑的な見方が広がり、さらにフランス大統領選を控えて欧州の政局不安から投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされる金を買う動きも見られた。
原油相場は、米原油在庫が6週連続で増加し、さらにエネルギー消費大国である中国やインド、米国の需要が鈍化しつつあるとの報が圧迫材料となり、未明からマイナス圏に沈み一時52.28ドルまで下落した。ただ、石油輸出国機構(OPEC)が減産期間を延長する可能性があるとの一部報道や値頃感から徐々に買い戻され、前日比ほぼ変わらずで終えた。
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