さら倶楽部・株じゃん

 


■市況コメント

夜間取引の市況は、欧州諸国で年内に予定されている選挙をめぐる先行き不透明感やトランプ大統領による政権運営の先行きに不透明感から債券利回りが低下し、NY株式市場は最近の金利低下を受けてハイテク株や消費関連銘柄が買われ、ナスダックは過去最高値を更新、ダウ工業株30種は朝方に20155ドルと過去最高値を付けた。日経225先物は、ドル円相場が112円を割り込む円高となったことから上値が重く、終盤に円安に振れても19000円を回復できないまま終えた。

米債券利回りが低下しているが、こちらも昨年からの利回り上昇の調整局面に入っている。調整押目は、値幅と時間で異なるが、短期での調整なら38.2%の押しで2.06%、時間を要するようならスリートップライン21本線(現在約2.2%)にサポートされることになる。金利の上昇で恩恵を受けるセクターと低下で受けるセクターとで値動きが異なる。

米国債10年物利回り・週足チャート

■株じゃんコメント

 

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ただし、実戦トレードをされる場合、利益確定の指値及びロスカット値の配信は有料会員様のみとなりますので、ご自身の判断で行ってください。 

■株じゃん銘柄の売買履歴

昨年6月後半から始めた北川の売買ロジックによる推奨銘柄配信は、確定での勝敗は40181分けで勝率68.96%、それぞれ100万円上限で購入してトレードすると、半年で粗利益414万円が積み上がりました。

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■NY市況

7NY債券市場は、フランスの大統領選で極右政党「国民戦線」(FN)のマリーヌ・ルペン党首が勢いを増し、さらにギリシャ債務問題が再燃して欧州の先行きに不透明感が強まり、またトランプ政権の成長支援策が後回しになる可能性に対する懸念も加わり、指標となる10年債利回りは一時2.37%まで低下し、米国東部時間15:54現在2.391%となっている。

為替市場は、欧州諸国で年内に予定されている選挙をめぐる先行き不透明感からユーロが売られ、ユーロドル相場は0.5%安の1.0695ドルと大幅に下落し、ドル円相場は一時112円を割り込んだが、ドル買い優勢から売られ112円台前半で推移している。

株式市場は、米商務省が発表した12月の貿易収支統計で財とサービ スを合わせた貿易赤字は前月比3.2%減の443億ドルとなり、また最近の金利低下を受けてハイテク株や消費関連銘柄が買われ、ナスダックは過去最高値を更新、ダウ工業株30種は朝方に20155ドルと過去最高値を付けたが、原油安を嫌気してエネルギー株が売られ、終値は20090.29ドルの+37.87ドル高と上げ幅を縮小して引けた。

金相場は、為替市場でドル高・ユーロ安が進行し、ドル建て金の割高感に圧迫されて一時マイナス圏に沈んだが、対ドルでユーロが若干買い戻されたことに加え、トランプ大統領による政権運営の先行きに不透明感が広がっていることから、引き続き安全資産としての買いが入り、4営業日続伸した。

原油相場は、為替市場でドルが対ユーロで堅調に推移し、ドル建て原油の割高感が生じて売り優勢となり、また米国内でのシェールオイル・ガスの増産がOPECの協調減産効果を弱める恐れがあるとの警戒感も浮上、加えてエネルギー消費大国である中国の石油需要の伸びが鈍化しているとの報も圧迫材料となって続落した。

 

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