ECB総裁・追加金融緩和示唆

 


北川博文のNY市況

22NY市場は、欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁が理事会後の記者会見で、ECBのマイナス預金金利を含む新たな追加緩和を次回12月の理事会で検討する可能性があると示唆したことから、欧州債券市場で債券価格が上昇し米国債価格も追随して買われた。

為替市場は、ECBドラギ総裁の会見を受けてユーロが主要通貨に対して全面安の展開となり、ユーロ/ドル相場は4週間ぶりの安値まで売られた。ユーロ/円も102日以来の安値まで売り込まれた。

株式市場は、ドラギ総裁発言で楽観的な見方が広がるなか、マクドナルドや化学のダウ・ケミカルなどの四半期決算が予想を上回る内容となったことから急反発し、ダウ工業株30種平均は17,489.16ドルと320.55高で引けた。

金相場は、ドル高による売り圧力とECBの追加金融緩和観測によるインフレヘッジへの思惑からの買いなどが交錯し、ほぼ横ばいの動きとなった。

原油相場は、前日の3週間ぶりの安値をつけた反動からの買い戻しが活発化して上昇したが、ドル高による割高感からの売り圧力もあり上値を削った。

サラトレードシステム独り言

貴金属が高値保合で若干のパフォーマンス低下を招いています。

来週はFOMC、日銀会合と続くため、保合放れの可能性大です。

損切りも含んだ売買ロジックです。

 

 

 


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • にほんブログ村 株ブログへ

    にほんブログ村

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。

CAPTCHA


*