北川博文のNY市況
北川博文のNY市況です。
22日NY市場は、アップルやマイクロソフトの決算発表がさえない内容だったことから、株式市場はハイテク株に失望売りが出てダウ平均株価は17,851▲68.25に下落した。アップルは第4四半期の売上高が市場予想下回り4.3%安、マイクロソフトは四半期としては過去最高の純損失から3.7%安となった。
債券市場は、米利上げ観測が高まるなか、株価安や原油安から買われ長期債券利回りが約2週間ぶりの低水準となった。10年物国債利回りは2.3271%と2週間ぶりの水準となった。
為替相場は、市場の関心が米連邦準備理事会(FRB)による年内利上げ予想に移るなか、ドルは好調な米住宅指標や商品価格の下落に支えられ、前日の下げから反発した。円は日銀黒田総裁のインフレ加速発言もあり一時買われる場面もあった。
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