米大統領演説先取りで株価上昇

 


さら倶楽部・株じゃん

■市況コメント

夜間取引の市況は、トランプ大統領の議会演説を控えてムニューシン米財務長官が、税制改革やインフラ投資などの成長支援に向けた法案が早期に成立する可能性を示唆する発言を行い、またダラス地区連銀のカプラン総裁がインフレ対応で後手に回らないためにも、近い将来に利上げする必要があるとの見解を示したことから国債利回りが上昇し、日米金利差拡大からドルが買われて円が売られ、NYダウは12営業日連続で最高値を更新し、日経225先物は19210円で終えた。

ドル円相場の値動きは、10年物米国債と日本国債の利回りの差との相関性が最も高いことから、最近の日本国債の利回り低下は円売り圧力となるだろう。

日本10年物国債利回り・日足チャート

本日の新規購入銘柄

 

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■本日の決済銘柄

 

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■株じゃんコメント 

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ただし、実戦トレードをされる場合、利益確定の指値及びロスカット値の配信は有料会員様のみとなりますので、ご自身の判断で行ってください。

■株じゃん銘柄の売買履歴

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■NY市況

27NY債券市場は、ムニューシン米財務長官がトランプ大統領が議会演説で、中間所得層の減税や税制簡素化、米企業の国際競争力向上に向けた減税などについて発表すると語り、 トランプ大統領自身は国防費の「歴史的な拡大」を求める一方、他の支出を減らして国防費の増額分を相殺する考えを示したことから、 税制改革やインフラ投資などの成長支援に向けた法案が早期に成立する可能性が浮上し、またダラス地区連銀のカプラン総裁は、連邦準備理事会(FRB)はインフレ対応で後手に回らないためにも、近い将来に利上げする必要があるとの見解を示したことから、国債利回りが前週末につけていた数週間ぶりの低水準から上昇した。 

 

為替市場は、ダラス地区連銀のカプラン総裁の発言を受けて、今後数ヶ月以内に利上げする可能性が高まったとして、金利差拡大の思惑からドルを買って円を売る動きが優勢となり、ドル円相場は11284銭まで上昇している。

 

株式市場は、トランプ大統領が国防総省予算を540億ドル増額する方針を示したことを好感して防衛関連銘柄が買われ、主要株価3指数が揃って続伸し、ダウ工業株30種平均は12営業日連続で終値としての最高値を更新した。個別株で目立ったのは、製薬のラホヤ・ファーマシューティカルが主力医薬品が後期臨床試験で主要目標を達成したと発表したことから76.7%上昇した。

 

金相場は、朝方に為替市場でドルがユーロに対して弱含むとドル建て金の割安感から買い戻しの動きが拡大し、一時1264ドルまで上昇した。その後ドル売り・ユーロ買いの流れが反転すると終盤は1251ドルとマイナス圏に沈んだ。

 

原油相場は、24日米商品先物取引委員会の発表で、大口投機筋の買い越し幅が2週連続で過去最高を更新したことや、協調減産に後れを取っていたアラブ首長国連邦とイランも減産目標達成の遅れを取り戻すと公約したと伝えられ堅調に推移していた。ただ、WTIの受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫が前週比80万バレル以上の増加となったことが明らかになると上げ幅を縮小した。

 

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