さら倶楽部・株じゃん

2017/01/31

■市況コメント

夜間取引の市況は、トランプ米大統領がイスラム教徒の多い7ヶ国の市民の入国禁止や、難民受け入れの一時凍結などを盛り込んだ大統領令に署名したことを巡って懸念が強まり、リスク回避姿勢から為替市場で円か買われ、米株価は大幅安となった。米国市場を眺めて日経225先物は、一時1万9040円まで下落した。

今週は、本日正午に日銀金融政策発表があり、後日に米連邦公開市場委員会(FOMC)や米雇用統計発表、その他、欧州、中国でも主要経済発表が相次ぐことから、市場は上下動しやすい環境になる。ただ、昨日の米債券利回りは上昇しており、大きな流れは景気回復基調にあること、株価は上昇トレンドにあることを中心に置いて指標を見るようにしましょう。

米10年債利回り・日足チャート

■本日の新規購入銘柄

《コメント》

テクニカルは、日経平均株価と似たような上昇波からダブルトップをつけて下げとなり、調整押目が終了したと見る。週足ストキャスは、谷を切り上げ踊り場からの上放れを待っているようだ。PERも11倍まで下がり、買いやすい銘柄となっている。

※新規購入銘柄は、有料会員様にのみ公開しています。

■本日の決済銘柄

決済銘柄はありません。

■株じゃんコメント

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ただし、実戦トレードをされる場合、利益確定の指値及びロスカット値の配信は有料会員様のみとなりますので、ご自身の判断で行ってください。

■株じゃん銘柄の売買履歴

昨年6月後半から始めた北川の売買ロジックによる推奨銘柄配信は、確定での勝敗は39勝17敗1分けで勝率69.64％、それぞれ100万円上限で購入してトレードすると、半年で粗利益407万円が積み上がりました。

※過去履歴表示は、枠を超えると古いものからなくなります

『株じゃん』銘柄は、弊社代表北川の売買ロジックにより探索した新規購入銘柄を、有料メルマガ会員様に配信しています。

■ＮＹ市況

30日ＮＹ債券市場は、12月の個人所得・消費統計で消費支出が前月比0.5％増となり、また12月の米中古住宅販売仮契約指数も前月比1.6％上昇となり前月のマイナスから回復し、いずれの統計も米経済の底堅さを浮き彫りにする内容となったが、市場の反応は限定的で、指標となる10年債利回りは前日の2.4810%から2.4900%に上昇した。米連邦公開市場委員会(FOMC)や1月の米雇用統計発表を控え、様子見ムードから小動きとなった。

為替市場は、トランプ米大統領がイスラム圏7ヶ国の市民や難民の米国入国を一時禁止するとした大統領令に署名したことを受けて、保護主義的な側面が貿易に与える悪影響が強く意識され、市場の不透明感からドルを売って比較的安全な資産とされる円を買う動きが優勢となり、ドル円相場は一時113円46銭まで売り込まれた。

株式市場は、トランプ米大統領がイスラム教徒の多い7ヶ国の市民の入国禁止や、難民受け入れの一時凍結などを盛り込んだ大統領令に署名したことを巡って経済への影響懸念が強まり、主要3指数ともに大幅安となった。また、原油価格が下落したことでエネルギー株の下げが大きく市場の重しとなり、一般消費財や金融といったセクターも大きく下げて、ダウ工業株30種平均は19971.13ドルの▲122.65ドル安で引けた。

金相場は、為替市場でドル売り・ユーロ買いが優勢になるとドル建て金の割安感から買われ、またトランプ米大統領が一部イスラム諸国の入国禁止を柱とする大統領令に署名したことから米国内外で抗議の動きが広がり、投資家のリスク投資意欲が減退、安全資産とされる金に資金が流入し、5日ぶりに反発した。

原油相場は、米国内の石油掘削リグ稼働数が2015年11月以来の高水準を記録したことで、米国内で産油施設の再稼働が加速していることへの警戒感が強く、また朝方に為替市場でドル買い・ユーロ売りの流れが強まり、ドル建て原油に割高感が生じたことも重しとなり、一時52.41ドルの安値を付けた。

■プライベートセミナー開催

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《開催日》毎週土曜日　13:00～15：30

《場所》品川区北品川5-12-5　御殿山101ビル2階

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《人数》各回4名様限定（お1人様でも開催します）

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