沙羅の投資家育成プロジェクト～レバレッジ取引の意思力～

2016/01/26

レバレッジ取引で勝てない原因は、レバレッジのストレスを知らないでトレードを始めるからです。現物株は、含み損があっても我慢してさえいれば、何時か分からないが数ヶ月後か数年後には買値まで戻ることもあるでしょう。しかし、レバレッジ取引は、そんなに呑気に構えていたら苦労して蓄えた貯金を全て吐き出すことになり兼ねません。強い意思を持って損切の決断を、利益が剥がれる恐れに打ち克って含み益を膨らませることが必要です。ただ、残念ながら人間の感情がそのことを許しません。レバレッジ取引における人間の意思力など弱く脆いものです。トレードのストレスの掛かり方は、資金管理とトレード経験値によって違ってきますが、重要なことは、これから始めるトレードの最大損失を念頭に置いて資金管理を行うことです。そのためには過去の売買記録がないと始まりません。過去の損から未来の損を予測します。ところが残念ながら一般投資家は、過去の記録など持ち合わせていませんから判断しようがありません。まずはご自身の売買記録を作ることから始めましょう。

サラトレードシステム独り言

今日のガソリンは、反落して前日の上げを消してしまいました。

4000円強の乱高下にテクニカルが追いつけません。

売買の板も極端に細り、手が出せない市場になっています。

今晩からのFOMCを控えて、方向感に苦労しそうな相場環境です。

29日は、日銀の政策決定会合です。

早目の利食いが良さそうですね。

金は順調に含み益が膨らんでいます。