北川博文のNY市況

   2015/08/05


24日週末のNY市場は、この日発表された6月の米新築住宅販売戸数が年率換算で前月比6.8%減と昨年11月以来の低水準となったことや株式相場の下落もあり、債券への逃避買いから米国債利回りは低下した。

為替相場は、7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が48.2で、昨年4月以来 の低水準となったことからオセアニア通貨が下落し、豪ドルは対米ドルで1%以上の下げとなり6年前の水準に値下がりした。世界経済をめぐる不安が再燃したことからドルは下支えとなって小じっかりで引けた。

株式市場は、中国製造業購買担 当者景気指数(PMI)とユーロ圏の総合PMIが市場予想を下回り、世界的な経済成長 が鈍化しているとの懸念から原油価格が下落し、エネルギーや原材料関連の銘柄が売られた。決算が軟調だったバイオ医薬品大手バイオジェン も売ら れ、テクノロジー部門の重しとなった。 ダウ工業株30種平均 は163.39ドル(0.92%)安の1万7568. 53ドルで取引を終えた。


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