FOMC追加利上げ決定で円安ドル高
北川博文の相場独り言
夜間取引の市況は、連邦公開市場委員会(FOMC)の追加利上げ決定を受けて米国債利回りが大きく上昇、日米金利差拡大からドル買いが強まり、ドル円相場は一時117円39銭まで買われ、日経225先物は一時1万9355円まで上昇した。ただ、米株価は原油価格の下落や利益確定の売りに押されて反落し、先物株価は伸び悩んだ。
年内の大きなイベントは、来週の日銀金融政策決定会合が最後となり、それが終わるとクリスマス、年越しと例年なら市場も閑散となるが今年は活気づきそうだ。一度大きく動いた相場の流れは、簡単に止められず年末年始にかけては更に上昇の勢いが増すだろう。日米金利差は更に拡大し、ドル高円安も進み、原油価格も協調原産で一段高となり、世界的な株価上昇スパイラルに入る。
米国債10年物・週足チャート
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