北川博文のNY市況

 


12日のNY市場は、なんと中国が2日連続の人民元切り下げという離れ業をやってくれたお蔭で、為替市場はドルが売られ、証券市場は株が売られて大変な騒動です。

ユーロはドルに対して約1か月ぶりの高値になっているし、円も一時124円を割り込む円高となり、株価はダウ工業株30種で277円安まで売り込まれた。

中国経済が減速していることは間違いない訳で、このことが世界経済にどのように影響を及ぼすのか突然の、しかも連日の人民元切り下げで判断に苦しむところです。

そんな投資家の悩みを知ってか知らずか、安かったアップルが急反発したことや原油相場の上昇を好感して午後に入って株価は急反発し前日とほぼ変わらずまで回復した。

市場はまたしてもチャイナショックを恐れて安全資産の米国債や金塊への逃避買が進んでいる。怖くなったら堅いものへ逃げるリスク回避心理が働いている。

石油は国際エネルギー期間が月報で世界の石油需要は原油安を追い風に過去5年で最も速いペースで拡大していると指摘したことから買い先行で始まって高値で終った。


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