黒田総裁発言期待はずれで円高・株安

 


北川博文の相場独り言

本日の日経平均株価は、NYの流れを受けて安寄りして始まり、しばらく売り優勢で推移した。後場が始まるとプラス圏に浮上する場面も見られたが、13時を回ると為替市場のドル円相場が円高に振れ始め、それを眺めて売られ約200円の急落となった。終値は16497円と前日比100円安で終えた。

午前に発表された日本の製造業購買部協会景気指数は、市場予想の49.5ポイントに対して49.6ポイントと良好であったが、株価にはほとんど影響しなかった。黒田日銀総裁は、日銀本店で開催した第1Fintechフォーラムであいさつし、金融と情報技術を融合したフィンテックの発展を支援し、日銀業務にフィンテック技術を活用する可能性を含めて調査研究を進めると語ったが、市況に直接影響を与えるような金融政策に触れることはなかった。市場は期待していただけに円高に振れたようだ。

 

日経平均株価1分足チャート

 

 

 


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