米クリスマス商戦に暗雲

 


北川博文のNY市況

23NY債券市場は、朝方発表された10月の米中古住宅販売が市場予想を下回ったことや2年債入札が堅調だったことを受けて長期債を中心に買われて利回りは低下した。

為替市場は、サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁が、米経済統計が失望する内容にならない限りFRBが来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げする強い根拠があるとの見方を示したことから、12月米利上げ観測が一段と強まり、ドルは主要通貨に対して上昇した。

株式市場は、先週大幅に上昇した反動から売られやすい地合いのなか、この日発表された経済指標がさえない内容となったことで、クリスマス商戦に悪影響を与えるのではとの思惑から売られ、ダウ工業株30種平均は17,792.68ドルの▲31.13ドル安で引けた。

金相場は、週明けの為替市場で欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測を背景にドルが上昇し、ドル建て金の割高感から売りが先行した。また、米連邦銀行幹部らの相次ぐ12月の利上げ発言を受けて、金利を生まない資産である金の需要が減退するとの見方もあった。 

原油相場は、サウジアラビアの報道機関が同国政府が長引く原油安に対処するため、価格の安定に向けて他の産油国と協力する準備があると報じたことから、世界的な供給過剰状態が緩和されるのではないかとの期待が高まり、未明から一気に42.75ドルまで上昇した。ただ、買い一巡後は124日のOPEC総会の行方を見届けたいとの思惑から再びマイナス圏に沈んだりと不安定な動きとなった。

サラトレードシグナル独り言

週末はガソリンが反騰し、含み益となっています。

他はノーポジションですが、貴金属が下げているので

シグナル点灯となるかどうか。

金は連敗中で安値での売りに躊躇しそうですが

ついて行くのみです。

 


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