FRB利上げ不透明感増幅
北川博文のNY市況
11日NY市場は、この日発表された9月の米ミシガン大消費者信頼感指数が1年ぶりの水準に落ち込んだことや、8月の卸売物価指数が前月比横ばいだったことから、16~17日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ観測がより不透明となり、債券市場の国債相場は上昇し、長期国債利回りは低下したが短期国債利回りは上昇して長短の利回りが縮小した。
為替相場は、米経済指標の悪化でドルが売り込まれる場面もあったが、FOMCを控えて様子見ムードが強く、薄商いのなか狭いレンジでの動きとなった。
株式市場は、長期国債利回りが低下したことから一部業種が買いを集めて上昇したが、FOMCを控えて出来高は低調だった。ダウ工業株30種平均は16,433ドルの102ドル高で引けた。
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