日米金利差縮小で円高・ドル安
北川博文の相場独り言
夜間取引の日経225先物は、産経新聞の報道で日銀金融政策決定会合に向けて、追加緩和の是非をめぐりメンバーの意見が割れていると伝えられると円が買われ、一時101円42銭と約1週間ぶりの高値を付けことで弱含みに推移したが、安値16950円、高値17030円と狭いレンジでの横ばいとなった。
日米の債券利回りは、日本10年物国債が-0.052%と前日比▲0.003%、米10年債利回りが1.536%と前日比▲0.007%で利回り差は若干縮小した。
ドル円相場・日足チャートは、スリートップ・ボトムラインにサポートされ、ストキャス%Dも20%を割り込んでいることから、ここから下は限られている。日米金利差の縮小傾向が続いていることから頭も重いが、今までとの違いは日本のマイナス金利が低下し始め、日銀のマイナス金利深堀に市場が呼応し始めている。
ドル円相場・日足チャート
この記事へのコメントはこちら