NY・WTI原油相場はリバウンド上昇中

 


北川博文の相場独り言

19日週末の夜間取引日経225先物は、米連邦準備制度理事会(FRB)高官による利上げに関する相次ぐタカ派的発言から、為替市場でドル買い優勢の動きとなり前日比マイナス圏で推移した。

ただ、公表された7月連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨と高官発言との間に齟齬が見られ、市場では今週末のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えていることから、利上げの可能性について見極めたいのと思いが強く、東京市場も週末まで小幅な動きとなりそうだ。

前週は、石油輸出国機構(OPEC)の非公式会合を9月下旬に控えて、主要生産国が供給過剰解消に向けて何らかの対策を講じるのではないかとの期待や、米国原油在庫の減少などからNY原油価格が49ドル前半まで上昇し、50ドル大台を超えそうな動きになっている。

下のNY・WTI原油週足チャートは、スリートップラインがWゴールデンクロス間近、MACDヒストグラムもボトムから上昇し、今週には%Dとシグナルがクロスし50ドルを超えることは間違いないだろう。

原油高・ドル高・株高の流れになるかどうか、週末のFRBイエレン議長講演を含めて注目しましょう。

 

NY原油週足チャート

 


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