世界経済鈍化懸念が市場を覆う

 


北川博文のNY市況

29NY市場は、世界経済鈍化懸念からリスク資産とされる株式や商品が下落していることから、債券市場の米国債が安全資産として買われ、国債利回りは10年債で約1カ月ぶりの低水準となった。

為替相場は、世界的な株価の乱高下で先行きの見えない不透明感が漂うなか、ドルが主要通貨に対して軟調に推移した。

株式市場は、世界経済を覆う不透明感から方向感の定まらない動きで上値も重く、ダウ工業株30種平均は16,049.13ドルで47.24ドル高で引けた。

スイスの公正取引当局は28日、貴金属市場で呼び値スプレッドにおける不正価格操作の談合にかかわった可能性があるとして、大手銀行などに捜査を開始すると発表した。関係先としてUBS 、ジュリアス・ベア 、ドイツ銀行 、HSBC 、バークレイズ 、モルガン・スタンレー 、三井物産などの名前があがっている。

 

 


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