米金利高・ドル高・株高のトリプル高
さら倶楽部・株じゃん
■市況コメント
夜間取引の市況は、米債券利回りが上昇、ドルも主要通貨で強含み、トランプ大統領議会演説を好感して株価も大きく買われるトリプル高となって騰勢を強めており、日経225先物は1万9600円を超えてきた。欧州市場も堅調でドイツＤＡＸは、1万2000の大台を超えてきて、終値で最高値に迫っている。日経平均株価も1万9615円レンジ高値を抜いて上に放れることが予想され、世界的な株価上昇スパイラルが始まる。中でも日本市場の出遅れが顕著で、外国投資家の注目を集めそうだ。
ＮＹダウ・週足チャート
ドイツＤＡＸ・週足チャート
日経平均・週足チャート
■本日の新規購入銘柄
《＊9＊6 デ＊＊ル＊＊フォ / 情報通信 / 2部 / 3月2日 / 成行買い》
≪コメント≫ソフトウェア開発会社で、近く1部銘柄に鞍替えする。
週足チャートは、スリートップラインを超え、ストキャス％Ｄも20％前後で上昇クロスし、月足も同じくクロスしている。目先の高値2500円台を上抜くと3000円台もあり得る。
■本日の指値変更銘柄
保有銘柄の≪4346ネクシィーズ≫、≪2229カルビー≫、≪7956ピジョン≫は、価格が上昇して含み益が膨らんでいるためＳＯ逆指値を変更しました。
■株じゃんコメント
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ただし、実戦トレードをされる場合、利益確定の指値及びロスカット値の配信は有料会員様のみとなりますので、ご自身の判断で行ってください。
■株じゃん銘柄の売買履歴
昨年6月後半から始めた北川の売買ロジックによる推奨銘柄配信は、確定での勝敗は44勝24敗1分けで勝率64.70％、それぞれ100万円上限で購入してトレードすると、半年で粗利益397万円が積み上がりました。
『株じゃん』銘柄は、弊社代表北川の売買ロジックにより探索した新規購入銘柄を、有料メルマガ会員様に配信しています。
■ＮＹ市況
1日NY債券市場は、前日にNY連銀ダドリー総裁が早期利上がの根拠が強まっていると発言し、サンフランシスコ地区連銀ウィリアムズ総裁も3月会合で利上げが真剣に検討されると語ったことから債券利回りが上昇し、指標となる10年債は2.3580%から2.4562%へと大きく上昇した。 朝方発表された2月のISM製造業景気指数は57.7と2014年8月以来の高水準、1月の個 人所得・消費支出統計はコア個人消費支出物価指数が前月比0.3％上昇、これら堅調な経済指標も利回り上昇の要因となった。
為替市場は、前日の米連邦準備理事会(FRB)幹部の相次ぐタカ派的発言で早期利上げに踏み切るとの観測が強まり、米債券利回りが上昇したことからドルが主要通貨に対して強含み、対円では一時114円05銭をつけた
株式市場は、トランプ大統領の議会演説がこれまでと打って変わって抑制されたトーンだったことや、政策面では大規模な減税で米経済成長を加速させたいと強調したほか、1兆ドル規模のインフラ投資の実施に意欲を示したことから今後の政策実行に対する楽観的な見方が広がり、ダウ工業株30種の終値は初めて2万1000ドルの史上最高値を更新し、S&P総合500種とナスダック総合の終値かいずれも過去最高値となった。 また、この日は経済指標の堅調さも経済成長が加速しているとの見方を後押しした。
金相場は、米早期利上げ観測の高まりを受けて、金利を生まない資産である金に売り圧力がかかり、また為替市場でドル買い・ユーロ売りが加速したことも相場を圧迫し、一時1237.20ドルまで下落した。その後、ユーロが対ドルで買い戻され始めると、じりじりと上昇して下げ幅を縮めたがプラス圏に浮上できなかった。
原油相場は、米エネルギー情報局(EIA)が朝方発表した週間在庫統計で原油在庫が前週比150万バレル増と市場予想の310万バレル増を下回り、発表直後は上げ幅を拡大した。ただその後、ガソリン在庫減少予想が市場予想より少なかったことから売り圧力が強まり、また為替市場で対ユーロでドル買いが先行したこともドル建て原油の割高感を生じさせ、午後にかけて売り優勢となった。
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