クリスマス休暇控え調整売りでドル安・株安

 


北川博文の相場独り言

夜間取引の市況は、米国市場もクリスマスを控えて薄商いが続き、ポジション調整の商いから債券利回りが低下し、ドルが弱含み、株価と反落した。日経225先物は、一時円高に振れたことから、前日比▲165円安まであったが、19430円で引けた。

今日の東京市場も米国市場同様の薄商いで利益確定の売り買いが交錯する狭いレンジ圏の動きが予想される。

内閣府が発表している景気ウォッチャー調査は、国内景気が着実に持ち直し、先行きは設備投資や求人増加の継続等への期待が見られるとしている。公表された下の表でも雇用関連が低下したものの、家計動向関連、企業動向関連が上昇し5ヶ月連続の増加となっている。実体経済が強くなっていることが日本の株価上昇を支え、この流れは今後さらに続くと見られる。

 


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